きまぐれお散歩のブログ

趣味のラーメン食べ歩きやお出かけやDVDやジオラマや本のおはなし☆おはなし☆

心に残ったおすすめ本 まとめてみた。

多趣味のRINNEの趣味の一つが読書

小説も漫画もかなり読んでいるとおもう
 
 
今回はそんな中、私が読んで衝撃を受けた面白い本を紹介したい
ちなみにホラーや時代物は読まないので、かなり偏った紹介だけど自信をもってお勧めできるものを集めてみた
 
 
十角館の殺人 <新装改訂版> (講談社文庫)

十角館の殺人 <新装改訂版> (講談社文庫)

 

 推理物の中でダントツおすすめ

この作者「綾辻行人」さんは一行一文字無駄がなく意味がある文章の書ける人だと思う
更に「言葉」や読み手の「心理」を上手く利用した文章のため、最後まで小説に散りばめられた本当の意味に気づかない
この作品始め館シリーズは、読み手を様々な角度から見事に騙してくれるんだ
ちなみに他のシリーズ以外の作品は…えげつないです…映画で言うスプラッター系の小説バージョンみたいなので、苦手な人は館シリーズ以外は読むのやめたほうがいいとおもう…
 
クリムゾンの迷宮
クリムゾンの迷宮 (角川ホラー文庫)

クリムゾンの迷宮 (角川ホラー文庫)

 

貴志祐介さんの作品

貴志さんの作品は有名なものが非常に多いのだが、私はこちらの作品も一行も無駄のない完成された小説だとおもう

さらに人の感情や世界観の描写がとても上手い方
読み手の頭の中にありありと小説の情景や登場人物が克明に浮かぶのはすごいとおもう
 
特にすごいのは世界観と主人公
ゲームブックやゲーム機やスナッフ映画という現実にあるものと、大規模な火星に見立てた地域に念密な計画という非現実がうまく融合して、まるでほんとにありそうな妙な錯覚を覚える
そして主人公は冴えないリストラされた無職の中年おじさんだけど、少しずつ変わっていくのが目に見えるようにわかる
それだけ表現力が優れていると思う
 
新世界より(上)(中)(下)
新世界より 文庫 全3巻完結セット (講談社文庫)
 

 クリムゾンの迷宮と同じ貴志祐介さんの作品

上中下とかなりな長い話しだけど、全体を通した深い世界観が素晴らしい
1000年後の日本、独特の世界観の中から考えさせられることが沢山ある
今だに私はよくこの小説を読み直している
 
ザ・ギバー記憶を伝える者
ザ・ギバー―記憶を伝える者 (ユースセレクション)

ザ・ギバー―記憶を伝える者 (ユースセレクション)

 

これは高校のときに読書感想文のために読んだ本で、あのときに衝撃を受けた以来今だに持っている本

読んでいる前半は気付かない
本来あるべきものが、この世界ではないことに
当たり前の「欲」や「選択」がなければ人と比べたり差がなくなるかもしれないけど、果たしてそれが完璧な世界となるのか…そんなことを考えさせられる本だとおもう
ラストは人によってどう受け止めるのか。貴方ならどういうラストを考える?
 

 言わずと知れた亡きシドニィ・シェルダンの作品
初めて読んだときに衝撃を受けたのを今でも覚えている
彼の作品を色々読んだけれども、この作品を越えるものはなかったな。。

ノエル・パージ
キャサリン・アレクサンダー
ラリー・ダグラス
この3人のそれぞれの人生がでかい山と谷があり、どんどん交差していくのは息をのんでしまう
私は好き過ぎて上記3人の名前を未だにすらっと言えるくらい頭に入ってしまっている
ちなみにこの作品の続編にあたるのは「明け方の夢」という作品
是非「真夜中は別の顔」を読んだあとは「明け方の夢」を読んでもらいたい
壮大なストーリー展開に読み終わった後はため息しかでないはず

星を継ぐもの
星を継ぐもの (創元SF文庫)

星を継ぐもの (創元SF文庫)

 

何気なくkindleで買って読んだもの
そもそもの作品は1980年ととても古いのに、ストーリーに古さはまったく感じさせないSFストーリー
人類の誕生や地球外生命体との更新ってありがちなストーリーだけど、この「星を継ぐもの」は思わずほんとにあったことなんじゃない?と思うくらいとても良く出来たストーリーだと思う
単なるSF小説ですよ〜で終わらすのは勿体ないと思うくらいね笑
こちらはその後の続編があり、こちらを読んで気に入れば、続編に『ガニメデの優しい巨人』、『巨人たちの星』、『内なる宇宙』があるので是非読んで欲しい

 

クラインの壷 (新潮文庫)

クラインの壷 (新潮文庫)

 

これは何かで見たお勧め作品に書いてあったので読んてみた作品
めちゃお勧めというわけではないが、心には引っ掛かっている作品なのであえて紹介したいと思う
なぜなら、この小説のようなことが現実的になりそうな気がするから
ゲーム機の世界の進歩はすごく、今では目に大きなフルマスク?のようなメガネを付けてバーチャルの世界に入っているようなゲームが、先日ゲームショーのようなところで紹介されているのを見た

このまま技術進歩と上を目指しすぎると、この小説のように今この状態がゲームの世界か現実の世界かわからなくなる日が来るのではないだろうか?

 

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といったところかな?

他にもあった気がするけど、すぐにぱっとでてくるのはこのくらい
中には20年くらい前に読んだのものあるけど、それだけ記憶に残る本てすごいよね。。